日野のまちのこと
懐かしいものがたくさん!
目に見えるものでは、この家も含めて江戸から昭和にかけて建てられた家々やその装飾。
桟敷窓のあるまちなみ
らっこやにはありませんが、日野町の綿向神社から続く大通りに設えられた日野町特有の窓。
5 月2 日・3 日に行われる850 年の歴史をもつ「日野祭」を家の中から楽しむために設えられた床と窓。祭の日は赤い毛氈と御簾をつけて飾り付けられます。
目に見えないものでは、古くからのしきたりや決まりごとが日常に残っていること。
たとえば近畿地方に特有の「地蔵盆」。
いまでは残っていない地域、形ばかりになってしまった地域が多い中、日野町では現役ばりばりの行事です。
子どもたちは鉦を鳴らしながら町内を歩き、お地蔵さんにはお菓子が供えられ、子どもも大人もその前に集い、楽しい時間を過ごします。そして最後は「百万遍」。
お寺からお坊さんをお呼びして、おじ荘さんの前でお経を唱えてもらい、大きな大きな数珠をたくさんの人が持って、ぐるぐると回します。 夏の終わりを彩る大切な行事です。
町内のお地蔵さんはたいせつにされていて、毎月お地蔵さんのお当番があって、お花の管理やお掃除をするのです。 また季節の移り変わりを感じる景色も魅力です。
祭礼などの行事ごと、田植えや稲刈りなど...。らっこやからすぐの散歩道でも、春には桜が咲き、夏は蛍が舞い、秋は稲穂が実り、冬には雪化粧をした綿向山をみることができます。
らっこや珈琲焙煎所は築160年の古民家をそのまま使っています。
自然素材だけでできている、身を置くだけで落ち着ける空間。
実店舗では淹れたてのコーヒーをお楽しみいただけます。